人生を嘆くことの多かった僕ですが、最近はむしろ自分の人生に満足できるようになってきました。
大げさに言うと、「依存症のせいで…」が口癖だったのが、「依存症のおかげで」って思えるようになってきたんです。
強がってる部分もありますが、その根拠を書き残しておこうと思います。
1.メタ認知スキルが付いてイラつくことが減った
メタ認知スキルが身に付き、自身をコントロールできるようになりました。そのおかげで日常のストレスが減少したんです。
【メタ認知とは】
自分の認知活動を客観的にとらえること。「自分が考えたり思ったりしていること」を認知すること。
自分はギャンブルしたい
自分はやめたくない
自分はやめたい
この感情の認知を繰り返すことによって、少しずつギャンブルをやめられるようになってきました。
認められるようになると、イラついていても、
俺はイラついてる
→ なぜ?
→ ◯◯だから
って知ることができます。知ることでストレスはだいぶ緩和されます。
2.仲間ができた
これまで何度も言ってきましたが、やはり同じ悩みを持ってる仲間は貴重です。
誰にでも相談できないセンシティブな悩みだからこそ、理解し合えたときには嬉しいもんです。
もちろん傷のなめ合いや足の引っ張り合いになったら意味がありません。変な人(結局ギャンブルに誘ってくる人とか)に当たらないのも大事。
僕は変な人と出会うことはなく、いい仲間とばかり出会えてきました。運が良かったんだと思います。
3.満足癖が付いた
失うだけ失ってきたので、小さなことにも満足できるようになりました。
ハヤト
ご飯がおいしい♪
といった何気ないことにも毎回満足しています。
どん底を経験したことによって、「今足りないもの」よりも「今あるもの」に目を向けるようになりましたね。
4.借金完済して自信が持てた
僕はギャンブルで作ってしまった借金400万を3年かけて自力完済しました。
借金をマジで返そうと決めてから、ゴリゴリの訪問販売の会社に転職したんです。
死ぬ気で実績を出しにいった結果、月収はどんどん上がり、借金返済もスピードアップしました。
ハヤト
毎日深夜まで働き、休みは1ヶ月に一度あるかないかの超絶ブラック。
ただ、しんどかった分、営業スキルも身に付きました。今後も営業を続けていきたいと思っています。
結果的に「営業」という天職を見つけられたので、借金背負って良かったのかもしれません。
5.人生のネタができた
これは究極の強がりかもしれないですけど、
- ギャンブルやめられずめちゃくちゃ辛かった
- それを乗り越えるのもめちゃくちゃ大変だった
波乱万丈の人生って感じで、これはこれで味があっていいんじゃないかと思いました。
おわりに
依存症なんて、なりたくてなるものじゃありません。
だけど、なって克服しようとする中で色んな体験ができました。それは僕の人生にとても役立っています。
ハヤト
無駄なことなんて無い!
お し ! 今 日 も 1 日 !