ハマり台の思い出

今回の記事では、ハマり台について書きます。

ハマり台とはこういう状態です。

当0 確変0 スタート2000

 

300分の1の確率で当たりを引く台が2000回転ずっと当たってない。

じゃんけんで例えるなら、確率上3回に1回勝てるはずが「10回ぐらい連続で負けてる」状態です。

ハマり台は当たりやすそうに思えますが、実際は違います。ただの思い込みです。

でもハマり台を見るとつい打ちたくなってしまうのがギャンブラーあるある。(そうでもない?)

僕の場合、とあるきっかけでハマり台に変な思い込みを持つようになりました。

ハマり台に執着し始めたきっかけ

15年ほど前にウルトラセブンという台がありました。

  • 初当たり 1/479
  • 確変率 81%

今では考えられないような爆発台。出るときはめっちゃ出るらしいです。

僕は打ったことがありません。

23歳くらいの頃、毎日ホールに通っていました。当時はパチンコよりもパチスロ派だったので、あまりパチンコを打つことはありませんでした。それでも気にはなっていて、よくシマを徘徊してました。

あるときウルトラセブン台のある席で、3日連続ずっと当たらずハマりまくってたんですね。

閉店時に台を確認したら、恐らくこんな感じだったと記憶してます。

  • 前々日:1100回転 初当たり0
  • 前日 :1300回転 初当たり0
  • 今日 :1500回転 初当たり0

ハヤト

すげーな。でもそろそろ当たるんじゃないかなぁ。
明日めちゃくちゃ打ちたい!

でもウルトラセブンはやったことないし、怖いからやめることにしました。

その結果、

翌日大大大爆発ですよ。

5万発以上出ているのを見て死ぬほど後悔しましたね。

打ってたら勝てたのに…ってめちゃくちゃ落ち込みました。

その時、

ハヤト

確率っていうのは収束するんだ!ハマり台は当たりやすいんだ!

と学びました。(というか、自己解釈しました。)

結局うまくいかなかった

そこからはハマり台を積極的に打つようにしたんですが、全然うまくいかないんですね。

いや、うまくいくこともあるんだけど…期待してるだけにうまく行かないことの方が多かったです。

例えば、

前日:500回転 初当たり3
今日:1500回転 初当たり0

つまり昨日から合計2000回転ハマってる状態じゃないですか。

こういうのをつい打ってしまうんですが、何万円も突っ込んでも当たらず、負けて落ち込んで帰ってました。

それでも無意識にハマり台を探してしまう

そんなこともあったのに、ハマり台を見るとあのウルトラセブンを思い出してしまいます。

ハヤト

打たなくちゃ損する!

って気持ちになるんです。

たまに勝ったときには、打ってよかったと救われた気分になりました。

ですがもちろん負けることの方が多いので、後悔と自己嫌悪を繰り返してました。

「打たなくちゃ損する」だなんて、合理的でない自己解釈。

別に損なんてしない。むしろ打った方が損をする。そう分かっちゃいるけれど…。

それでも僕は仮に明日パチンコ屋入ったら無意識にハマり台を探してしまうでしょうね。

強迫的ギャンブラーはいつだって無意識に「打つ理由」を探しているんです。

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