来月の給料日に備えよ

給料日に使っちゃいけないお金に手を出して、全部ギャンブルで使ってしまう。
そのあと1ヶ月間は苦しい極貧生活…。

こういった経験をすると、

もう二度とこんなことはしない!

と固く誓いますよね。でも、結局また同じ失敗を繰り返してしまう。

前回の給料日の失敗経験が生かされていないんです。

なぜ給料日に立てた誓いをこうもあっさり破ってしまうんでしょうか。

一度覚えたギャンブルの快楽は一生消えない

ハヤト

こんな痛い思いはもう勘弁だ。だから次回の給料日にはギャンブルをしない。するわけがない。

このスリップ直後の気持ちを掘り下げてみると、「もう勘弁」なのは「負ける経験」なんです。

ギャンブルの快楽」については勘弁だとは思っていません。こんな風に切り分けて考える必要があります。

ギャンブルで得られる刺激というのは、それはもうたまらない快楽なわけです。負けたときにギャンブルや自分自身をどんなに否定しても、ギャンブルの快楽そのものは否定できません

ギャンブルによるドーパミンの大量放出を脳が一度覚えてしまったら、それは一生消えないんです。

スリップ直後とスリップ1ヶ月後では別人格

スリップした直後はこんな状態です。

〈 スリップ直後 〉

  • お金を失ってつらい気持ち→100%
  • ギャンブル快楽→100%

これの厄介なのは、「つらい経験は忘れるようにできてる」ってところ。

人間の脳ミソの構造的に、都合の悪いことは記憶からなるべく排除するようできてるそうです。

なので1ヶ月もするとお金を失った傷は癒えてきてしまう、というか忘れてしまう。

でもギャンブル快楽は変わらない。なので、スリップした1ヶ月後にはこんな状態になってしまうんです。

〈 1ヶ月後 〉

  • お金を失ってつらい気持ち→5%
  • ギャンブル快楽→100%

つまり、1ヶ月前の決意のときと別人格に変わっちゃうんですね。

これが給料日の惨事を繰り返してしまう原因だと僕は考えてます。給料日の決意ってのは本当にあてにならんのですよ。

ーだからこそ、
ー負けたときにこそ、

来月の給料日に向けて次のような対応が必要なんです。

  • キャッシュレスにしておく
  • 身近な誰かに相談する
  • 思い切って精神科や自助グループに行ってみる

スリップ後、なるべく早いうちに対応するのがベストです。

大負けしたときこそ、変わるチャンス

大金を失って落ち込んだとき、どっちでとらえるかで次の給料日の結果が変わります↓

【A】次の給料日はさすがに大丈夫だろう

      OR

【B】次の給料日が心配だから今のうちに対応しておこう

大負けしたときこそ、変わるチャンス!

次の給料日には大事なお金があなたの手元に残りますように。

お し ! 今 日 も 1 日 !

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