僕はギャンブル依存症ですが、以前からアルコール依存症についても色々思うところがありました。
ギャンブル依存症(僕)から見たアルコール依存症の印象。
— ハヤト@ギャンブル依存症 (@datsuizonsho) September 10, 2021
ギャンブル依存症より
①底つき体験(やめるきっかけ)がわかりにくい
②やめるための環境整備が難しそう
③自覚してない依存症人口たくさんいそう
あくまで印象(偏見?)だけど。
これまでに調べたことや考えてることを備忘録的に残しておきます。
アルコール依存症について
1.依存症が疑われる人数
ギャンブルもアルコールも、依存症が疑われる人は100万人近くいるそうです。
(データによっては300万人以上とも推測されています。)
病気としての認知度は、アルコールの方が圧倒的に高いですね。
2.アルコールは手に入りやすいためスリップもしやすい
お酒ってコンビニでも買えちゃうから、ギャンブルと比べるとスリップしやすいと思います。
アルコール依存症からの回復には特に、自己管理スキルが問われますね。
ギャンブル依存症の場合は、全てのお金を誰かに預ければスリップを防げます。
3.アルコールハラスメント
アルハラって言葉もあるくらいだから、ハラスメントでつらい想いをしてる人は結構いそう。
ギャンブルにも無理に誘ってくる人っていますけど、悪気なく誘ってくるから厄介なんですよね。静かに距離を置くのがベストだと思います。
4.金銭面での破壊力はギャンブルの方が大きい
アルコールを大量に飲むと身体を壊しますが、金銭面での破壊力はギャンブルの方が圧倒的に大きい気がします。
ギャンブルは一瞬で全財産を失うこともありますからね。恐ろしや恐ろしや。
5.飲酒している人数
「お酒飲む人ってどれくらいいるんだろう?」って気になって調べてみました。
成人の飲酒実態調査(2003年)
男女別飲酒者割合
厚生労働省のサイトより
ざっくり男性は5人中4人、女性は3人中2人だそうです。
ギャンブルはやる人の方が珍しいけど、お酒は飲まない人の方が珍しいんですね。
「ギャンブル=恥ずかしい」という風潮がある一方で、お酒は「飲めない=恥ずかしい」のような風潮がありますからね。当事者にとっては本当に迷惑でしょう。
お酒を飲む人の割合がこれだけ高いとなると、無自覚依存症・潜在的依存症もすごく多そうです。
6.依存症のつらさを周りに理解されにくい
アルコール依存症の人って、やめられなくてつらい経験が周囲に理解されにくいですよね。これはギャンブルも同じか。
7.依存症かどうかの境界線が分かりにくい
アルコール依存症は、「どこまでなら趣味でどこからが依存症か」という境界線が分かりにくいですね。まぁこれもギャンブルと同じか。
8.断酒ではなく節酒ならどうなのか
節酒(お酒の量を適度に減らすこと)って、実際どうなんですかね?
僕の感覚だと節酒には効果がない気がします。
「パチンコをやめられないから1パチで我慢する」みたいなイメージです。
そんなんでやめられるわけがない。
9.ノンアルコール飲料ならどうなのか
ノンアルコール対策はアリな気がします。
ギャンブルでいうと、ギャンブル欲をゲーセンでごまかす感じです。
まとめ
ギャンブル依存症とアルコール依存症の共通点はたくさんあります。
というか本質的には同じだと思いました。
ハマる対象が違うだけ。
僕の場合、たまたまギャンブルでドーパミンが出やすい体質なんでしょう。
逆にお酒に関しては全くです。そもそもそんなに強くない。
何となく半年くらいお酒をやめてみたときも全然つらくなかったんです。
久々に飲むと美味しくは感じるけど、それ以降ハイペースで飲むことはありません。
また理解が進んだら、アルコール依存症について書こうと思います。
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