「ギャンブル依存症になると、物事の優先順位がおかしくなり、正常な判断ができなくなってしまいます。」
と、どこのサイトで調べてもそんなことが書いてありますが、これは本当にその通りだと思います。
脳内はこんな状態ですね。↓
じゃあ僕自身、どうやって回復してきたのかというと、脳内の「ギ」の字の支配率を減らすために意識的にギャンブル以外の何かを取り組んできました。
今のところ、ハヤトの脳内はこんな状態だと思うんですね。↓
- 仕事
- 生活
- 将来
- 趣味
- 恋愛
- 依存回復活動
言ってしまえば、これらは全てギャンブル以外の依存先です。
これらに意識的に時間を割き習慣にすることで、脳内ギャンブル支配率を減らしてきたんです。
この「意識的に」「時間を割く」ってとこが大事です。
なぜなら、意識して継続させないと、ちゃんと習慣にならないからです。(特に最初のうちは)
「今月仕事忙しくてギャンブルする暇がなかったよ~」
という、よく聞くセリフがありますが、
これだと、今月ギャンブルをしないという目の前のミッションはクリアしてるんですが、隙間時間を埋めるための習慣が身についてないので、来月か再来月に反動でスリップしてしまう危険性があります。
Twitter内では、
「フラ~っとパチ屋入ってしまいました」
「ついうっかりギャンブルしてしまいました」
といったスリップ報告がよく見られます。
自分もそうだったんでめちゃくちゃわかるんですが、スリップは突然やってくる隙間時間に起きちゃうことが多いんです。
ギャンブル以外の依存先の中では、仕事が最も強制力があります。
なので、「仕事が忙しくてギャンブルするヒマがない!」というのは、確かに良いことだと思います。
しかし、365日間ずっと休まず仕事をしてるわけではなく、どんな人にも必ず隙間時間ができます。
そこが落とし穴なんですよね。
うっかり落とし穴にハマってしまったら、これまで積み上げてきた努力が全部崩れ落ちてしまいます。
そうならないために、隙間時間を埋めるための趣味(=ギャンブル以外の依存先)が必要になってくるんです。
ここでいう趣味っていうのは、隙間時間を埋められることが条件なので、例えば家事とかでもOKです。
僕にとっては、このブログを書くのもギャンブルをしないための大事な隙間時間ですね。
この半年間、僕は新たな趣味を模索してきました。
ちょっとでも気になったら、なるべくやってみるようにしてきました。
1つ2つだと、毎回ギャンブル衝動に対抗できるとは限らないから危険です。
多趣味になるのが最強です。
(多趣味で依存症って聞いたことありません)
理想はこんな感じになりたいんですね。↓
ここまで依存先が増えてくる(=執着が分散されている)と、
我慢してギャンブルに行かない状態ではなく
ギャンブルに興味がない状態になります。
衝動が起きてもすぐに事故には繋がらない仕組みを備えておくことに加えて、365日ギャンブル以外に全力で没頭してて気が付いたらギャンブルに興味関心を失ってて「ギャンブルしたいなんて信じられなーい」っていう境地になるっていうのが理想の治療だとイメージしてる。
— ハヤト@ギャンブル依存症 (@datsuizonsho) April 24, 2021
つまり仕事と趣味を楽しもう。
残念ながら、これは一朝一夕でできることではありません。
そもそも脳内の「ギ」の主張が強すぎるから、趣味を探すっていうのは、それだけで結構骨が折れる作業なんですよね…
でも、依存症を本気で回復したいなら、自分にとって最適だと思える趣味を探す他ないんです。
探して、見つけて、とことんやり続けましょう。
依存脳を変えるというのは、そういうことなんだと思うのです。
今日も一日。おっし。