以前、依存症回復チャートに関する記事を書きました。
それをもっと分かりやすくできないかと考えたら、こうなりました。
①やめなくてもいい
↓
②やめたい
↓
③やめなくちゃいけない
↓
④やめられる
断言できるのは、この流れでないとやめられないということです。
①や②の人が、いきなり明日やめられるなんてありえません。
依存症に特効薬はないことはこちらの記事に書きました▼
各フェーズの特徴
①やめなくてもいい
- 自分がギャンブルをやることで身近な誰かに迷惑をかけてる現実を見ようとしない
- ギャンブルは趣味と公言している(思い込んでいる)
- 自分が依存してること認めない。仮に第三者から「お前、依存症じゃないか?」って言われたらめちゃくちゃ怒る
- それでもお金や心は傷ついてるから無意識につらい
②やめたい
- ①とは違ってこれまで向き合ってこなかった現実と向き合おうとしてる。意識的につらい。しんどい
- やめたいのにやめられない
- 自分のことを「依存症かも?」と疑っている
- やめられるイメージが湧かない+脳内がギャンブルに侵され過ぎて「やめたいとは思うけど…(やめられるわけがない)」と思い込んでしまう
- どこかで何とかギャンブルとうまく付き合えないものかと期待してしまう
③やめなくちゃいけない
- 自分自身の強迫性とギャンブルの依存性を受け入れるまでがめちゃくちゃつらいが、開き直ってしまったら行動までが早い
- ギャンブルと別れる覚悟を決めている
- やめるための環境を作ろうとする
- 挑戦するから上手くいかないこともある。でも確実に”脱”依存に繫がってくる
こちらの記事にも詳しく書いています▼
「やめたい!」って思えてる時点で素晴らしい
僕の感覚だと、世の中の9割以上がまだ「①やめなくてもいい」のフェーズにいるんだと思います。
依存症は否認の病と呼ばれてるのも納得ですよね。
だから実は「やめたい!」って思えてる時点で素晴らしいんです。もう①をクリアしてるわけですから。
そう思えてるってことは、ギャンブルと決別して新しい人生を歩む未来に希望を持ってるってことなんです。
しかも、「③やめなくちゃいけない」まで行けばゴールはほとんど目の前なんですよね。
開き直るまでが大変だけど、開き直ってしまったら早いんです。
実際僕は10年以上「②やめたい」のフェーズにいたんですが、開き直って治療回復する覚悟を決めてからは1年以上やめることができました。(それまで一度も、3ヶ月すらやめられなかったのに…)
振り返ってみたら、もっと早く③にいけたらよかったなと反省してます。
僕のブログやTwitterやYouTubeを観てくれている人の大半は②の人なので、③にいくきっかけやヒントを自分なりに与えていけたらと思います。
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